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正直に言うと、最初は信じなかった。
いや、信じないようにしていたのかもしれない。
マリッシュでやり取りしていた彼女は、
文章が落ち着いていて、言葉選びが丁寧。
写真も派手じゃないのに、どこか清潔感があって、
話し方や雰囲気が、いわゆる「女子アナっぽい」。
でも、俺はただの平凡な50代。
特別な肩書きもなければ、
若さや勢いがあるわけでもない。
だからこそ、
彼女からのその言葉は、少し現実味がなかった。
「かなり好きだと思う」
きっかけは、何気ないやり取りだった。
仕事の話、
日常のちょっとした出来事、
過去の恋愛の失敗。
盛り上がるわけでもなく、
駆け引きもしていない。
ただ、無理のない会話が続いていただけ。
そんな流れの中で、
彼女はこう言った。
「正直に言うと、
かなり好きだと思ってます」
画面を見たまま、
しばらく動けなかった。
なぜ俺だったのか、分からなかった
真っ先に浮かんだのは、
「なぜ俺?」という疑問。
- 収入が飛び抜けているわけでもない
- 見た目が若いわけでもない
- 面白いことを言っている自覚もない
それでも彼女は、
- 話をちゃんと聞いてくれる
- 返事が落ち着いている
- 変に距離を詰めてこない
そういうところが安心できる、と言った。
このとき初めて、
評価軸が自分の想像と違っていたことに気づいた。
女子アナ的な女性が求めていたもの
彼女はいわゆる「華やかな世界」に近い場所で
生きてきたタイプだった。
だからこそ、
- 刺激
- 自己主張の強さ
- 競争
には、もう疲れていたらしい。
その反動で、
「静かに会話できる人」
「感情をぶつけてこない人」
に、強く惹かれていったという。
平凡であることが、武器になる瞬間
この体験で一番印象に残ったのは、
何かを盛らなくても関係が進んだこと。
背伸びもしていないし、
自分を大きく見せてもいない。
ただ、
- 相手の話を遮らない
- 否定しない
- 焦らない
それだけだった。
マリッシュのような婚活アプリでは、
実はこの「普通さ」が
かなり強い武器になることがある。
告白されたからといって、舞い上がらない
もちろん嬉しかった。
それは否定しない。
でも同時に、
一歩引いて考える余裕も持てた。
- 今後どうしたいのか
- 本当に合うのか
- 生活リズムは合うのか
告白はゴールじゃない。
スタートラインに立っただけだ。
まとめ:選ばれる理由は、意外と地味
「平凡な俺が、女子アナみたいな女性から告白された」
この出来事は、
奇跡でも、勘違いでもなかった。
- 無理をしない
- 静かに向き合う
- 相手をコントロールしようとしない
そういう姿勢が、
たまたま彼女の求めていたものと
重なっただけ。
マリッシュは、
派手な人が勝つ場所じゃない。
ちょうどいい距離感を出せる人が、
静かに選ばれていく場所だ。
この体験は、
それを教えてくれた出来事だった。


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